日曜日

BMW R1100RS ABS調整(治具のハナシ)

どうもABSエラー解除のアクセスが多いです。ABSエラー、個人的には何度も経験していますが、私の場合は殆どバッテリー電圧低下が原因でした。

●バッテリーを再充電する
●エラーをムシしてしばらく走った後(≒充電後?)、再度エンジン起動

で、これまで100%復帰しています。バッテリー電圧低下で出るABS、エラーは充電してかけ直せばほぼ消えるはずです。結構ちょっとした電圧低下でも出ます。

まれに、クラッチを繋いでスタートする際、本当にノロノロ動き出したようなときにも稀に出ることが有ります(これは原因不明)。

一度だけ、整備後リアのブレーキキャリパーをきちんと取り付けないでエラーしたことが有りますが、きちんと取り付けてリセットし、復活です。

車載工具

RSの車載工具にこのようなシクネスゲージが入っているはずです。前後のABSセンサーとホイールに取り付けられたABSリングのスキマを測定する治具です。そのスキマにこのMAXのゲージが通ってはいけませんし、MINのゲージが通らなくてはなりません。後輪はファイナルドライブにリングがついていますので、キャリパーを外さない限りズレることはありませんが、前輪はブレーキローター内側にABSリングがついていますので、前輪取り外し時はスキマの確認が必要です。おそらく常時アナログ波形をスレッシュホールドでぶった切って見ていて、且つABSの応答性を高めるためにチャタリング除去などの処理を殆どやっていないと思われるので、ここの調整はカナリきちんとやる必要があると思われます。スキマ調整はネジなどでやるものではなく、厚みの異なるSIMを挟んで調整するしかありません。

バッテリー電圧は結構シビアに影響している感じがします。しばらく放置しますと結構な確率で出ます。電圧がきちんと出ていて、センサーの隙間がきちんと出ていてABSエラー頻発するようであれば、何かしらの原因があるのでしょうね(周りでユニットの修理が必要になったというハナシは聞いたことないですが…)。

ただ稀に、走行中にABSセンサーとリングの間に小石などの異物を噛みこんでABSセンサーを壊した…というケースは有るようです(私も一度、フロントセンサーに異物噛み込みはやりました)。


R1100RS 旧甲州街道〜駒飼宿〜大菩薩

ブレーキも復活したことだし、RSを引っ張りだし山を目指します。

談合坂

今日は極端に人出が少ない。神奈川は運動会シーズンだからかな。

ヤビツを抜け、秋山街道を抜け

笹子峠目指す


戦前はこれが甲州街道だったんですね

歩きで古道の峠を超えることもできます

峠を期待していたが、笹子峠は隧道だった

駒飼宿に到着



甲州街道古道を下ります




340キロほど走って夕刻帰宅

しかし今年は全然距離が伸びません。そりゃそうだGSに半年以上も浮気していましたので…GSでこの半年、一万キロほど走りましたので、今年後半はRSと仲良くしてみようかと。エンジンもちょっとくたびれてきていますのでオーバーホールも必要ですし。今々の確認済み症状はインテーク側のオイルの吸い出しが激しくなってきた点。インテーク側のバルブステムシール交換が必要な感じです(オイル消費が多い、スロットル・インテーク側がオイルでベタベタ、同調用プラグホールからオイルが垂れてくる等)。

昨日走った時はパーシャル2500回転あたりで若干不整脈な印象がありました。昨年冬にTPSを若干ガス濃い目(0.382V)にセットしてあったのを思い出し、若干下げてみました(0.377V )ところ今日は落ち着いていました。暖かくなったせいでしょうか。

左プラグ

右プラグ

プラグはどちらも綺麗に焼けています。

燃費は約24、まぁおとなしく走ればそんなもんです


土曜日

BMW R1100RS フロントブレーキホース交換

実はフロントのブレーキホースが破裂寸前でした。ブレーキレバーを何度も握るとホースの付け根がプクッと膨らんできます。アブナイアブナイ…以前ピストンのもみ出しをやるときにホースを何度もこじったのが悪かったかなと想像。



近所のモトラッドへ注文してあったホース

フロントホイル、フェンダーを外します

スプリッターは泥だらけ…

フロントフォークブリッジの下にブレーキラインのスプリッターがいます。Tの字をしています。左右がキャリパー、上がABSユニット側です。

キャリパーをバコッと外します

古いブレーキホースを外します

新しいのに交換すれば出来上がり

この後、左右ともキャリパーのエア抜きをシコシコやります。


午後、様子見にサクッと千葉一周

やっぱりRSはアベレージが高いなと実感。午後出発して日暮れ前に帰宅。それで下道を無理なく300キロ走れるっていうのはやっぱりツアラーだなと感心します。スピードを出せるという意味では有りません。とにかく速度のノリが早いんです。バイクが動いてさえ居ればギアは3-4だけでほとんど事足ります(GSですと、2-3-4と結構忙しい)。ギアチェンジの頻度はGSと一桁違うのではないかと思うほどギアを変える必要がありませんです。

しかし、ブレーキのタッチ、今ひとつカチッとした感じがありません。リザーバータンクをカラにしたことはかつて無いので、ABSユニット側へはエアが行ってないと思い込んでいるのですが、こんどタンクをおろした際、ABSユニットのエア抜きをやってみようと思います。

金曜日

BMW R1100RS テールライトの球切れ

久しぶりにRSをとってきました。夜中に首都高速を湾岸線から都内へ向かって入ってくると東京の高層ビル街を空中遊泳しているような感覚になります。ちょっと幻想的で好きな瞬間です。で、帰ってきてRSのテールを見るとあれ?ブレーキライト付きっぱなし。オマケにテールランプは点いていない。。。なんで?

(訂正)
違いました。テールは点いていますが、ブレーキが点きません。上下二段にランプが並んでいますが、上段がブレーキ(21W)、下段がテール(10W)です。近くのモトラッドへ行き、球頂戴と言ったら、上が点かないからブレーキですね…と訂正されました(ナンバーを常時照らしている方がテールだと…ナルホド)。

常時点灯のバイクなのにテールライトが点いていない

オマケにテールブレーキライトは点きっぱなし…(当たり前でした)

このバイクでは、ブレーキランプだけが点灯しっぱなしになるのは、テールライトが切れた警告です(両方点灯しっぱなしだったら前もしくは後ろのブレーキスイッチが入りっぱなしということですね)。テールランプ

ブレーキランプを外してテスターで導通を見ますと、やはり導通が有りません。球切れ確定…12V-10Wの球が必要です。約3年ほど前に大森FLATへ別件で持ちこんだ時も、テール切れてるよ…と言われたのを思い出しました。3年で切れるもんなんですかね?

近所のモトラッドでメカニックと確認中


日曜日

F650GS ワインディング三昧 with ハーレー

友人が修行ソロキャンプツーに行くというので途中まで付き合ってきました。海老名で待ち合わせ。

妙な組み合わせ

またでっかいバイクに乗ってきたもんだ。F7でも乗ってくりゃいいのに…と思いつつ、修行?じゃあ山道走っか?と引きずり回す。大菩薩ラインではハーレーがステップガリガリ言わせて着いてきました。

ゲップが出るほどワインディング

秦野中井で高速降り、ヤビツを抜け、相模湖あたりで20号を超えて大菩薩ライン経由で甲府を目指します。こっちは明日はお仕事、最後まで付き合えないので甲府で引き返し、これまた下道の秋山街道経由で帰宅。下道300キロ超、どっぷり疲れました。

月曜日

DaytonaのWireCommを改造し、リグ通信とナビ音声が同時に出来るミキサーに改造してみた


先だってDaytonaのWireCommでヘッドセットを作成したわけですが、ほとんどリグ直結ですので無線機は繋がりましたがナビは聞けません。ということで、オーディオミキサー相当が要るわけですが、マイクまで考慮したオーディオミキサーはナカナカありません。ということで、WireComm本体を改造してみました。


リグ接続ケーブルはヤエスのCT-44という外付けマイクアダプターを改造して取り付けました。リグ側のジャックが特殊形状だからです。後々のトラブル防止のため、ここだけはCT-44を買ってきて改造したほうが良いです。
四国・九州12日間の旅で使い続けましたが、安定して動作してくれました。

うまく改造すればかなりコンパクトになります

回路構成的にはこんなかんじ

試行錯誤の結果、上記のような接続に落ち着きました。リグ接続側に小細工がイロイロ有ります。定数はリグがYASEUのFT-60の場合ですので、他のリグを使うときはSP出力をMICラインに繋ぎこむ時の抵抗値など調整してみてください。コンデンサー挟んでも良いかもしれません。リグのマイクラインにはコンデンサ入れないとおかしなことに成ります。
なお、Daytonaの場合WireCommは乾電池使うのですが、電源入れっぱなしで実力的に8日間使うことが出来ましたので、乾電池仕様のママのほうが良いかもしれません。車載電源利用をやると、なにせ音声ですのでノイズ対策でいろいろ苦労するかもしれません。乾電池はその点ラクです。唯一難点はいちいち電源切らないと成りませんので、強いてやるなら電源スイッチをACCパワー連動にするくらいですかね。

PS. ちなみにこのWireComm、3.5ミリ4極ジャックのピン配列がOMTP(無線機系配列)になっていますので、iPhoneに代表されるスマホ系の4極イヤホンなど(CTIA)とは、MICとGNDの位置が入れ替わっていますので要注意です。



  • OMTP(Open Mobile Terminal Platform)
    1. Left
    2. Right
    3. Mic
    4. Ground
  • CTIA(Cellular Telephone Industry Association)
    1. Left
    2. Right
    3. Ground
    4. Mic
  • 土曜日

    BMW F650GS ハザードが点かない…

    長旅から戻り、バイクを整備していたら、あれハザードが点かない…?

    あちゃ~、ハザードスイッチが断線

    半田付けします

    復活

    ていうか、そのハザードスイッチのケーブルの付け方は設計不良でしょ。ハンドル切るとハーネスは動くんだから、ハーネスを何かに固定しておかないといつか必ず切れますよ。ストレインリリーフ処理が必要に思います。

    BMW F650GS シンコータイヤ E705 インプレ

    F650GSには(私の)乗り始めからシンコー(韓国製)のE705というタイヤを履かせています。とにかく安いというのが選択の理由でした。8700キロほど乗り、もしかしてこのタイヤはコスパ最高かも…と思っています。


    一番の理由は乗りやすさ。峠でどんだけ倒しても不安感が有りません(ステップは擦りませんが)。そしてウェットに結構強いです。ダメなときはスパッとは行かずに前後揃って外側へヌルヌル押し出されます。F6のパワーと相性よく感じます。さすがにタイトなコーナーでGが掛かっている時にパワーをかけるとリアがパワースライドを起こすことはありますが、ズルっと行くことはあまりなく、ヌルヌルっとリアが外へ流れます。

    乗り方によって印象は随分変わると思いますが、私は低めのギアでエンジンはソコソコ回しながら乗ります。アクセル開度は控えめで回転数で稼ぐ乗り方をします。フロントブレーキは停車時以外はほとんど使いません。速度調節はエンブレとリアブレーキのみです(低めのギアで走りますのでシフトダウンもめったにしません)。簡単に言うと、前輪は操舵と停車用、速度調節は後輪のみという感じです。

    いまいまの結論的には、シンコーE705はF6シングルにとても合っていると思います。次の交換時にも間違いなくE705を履くでしょう。どんなバイクにでも合うかどうかわかりませんが、F6シングルにお乗りであれば、間違いなくオススメできます。

    タイヤ交換時

    今日現在。

    交換から約6ヶ月、だいたい8700キロほど走行しています。

    フロント

    フロントは減ったんだか減ってないんだか分からないくらいしか摩耗していません。この調子だと2万キロは楽に超えそうです。たしかにフロントタイヤのコンパウンドは固めです。偏摩耗も全く有りません。綺麗に減っています。

    リア

    リアは結構減った感があります。センターで残り4ミリほどでしょうか。最初8−9ミリ程ありましたので、坊主まで使えば1.5万キロは行くと思われますが坊主になるまで履くつもりは有りません。安牌を取って1万キロ超えたら交換という感じだと思います。偏摩耗というほどきつい癖は付いていませんが、ブロックタイヤ特有の段々は少し付いています。コンパウンドはロードタイヤなみに柔らかいです。

    PS. ちなみにオンロードでのインプレです。オフは締まった土ダートならソコソコ走りますが、剣山スーパー林道の瓦礫ダートには全く刃が立ちませんでした。そういう向きはカルーとかを履いたほうが良いかもしれませんが、いかんせん200キロ近い車体で瓦礫の上を走るのは無謀だと先週思い知らされました…
     
    ちなみにですが…
     
    F6にこのタイヤ履いて130以上出す予定の人は、このタイヤ止めておいたほうがいいです。
    120まではふつーに走れます。
    130でフロントにウォブルが出始めます(左右に揺れる)。
    140でやばい感じになります(激しく揺れる)。
    片手だったらおそらく制御不能でコケます。
    それ以上はどうなるか知りません。怖くてできません。
    (エンジンは4500以降クローズドループ制御が切れてからトルクが盛り上がるのでマダマダ余力あります)
    これまで何度もE705を履かせていますが、毎度同じ状況です。
    (私は普段高速は法定速度で走りますので問題ないですが…)

    火曜日

    Trip 四国2015 Day11 (WithF650GS)


    今日はこどもの日、あちこち混雑が予想されますので早朝に行動開始します

    熊野本宮大社





    熊野古道

    人生がリセット出来るとか…

    湯の峰温泉、現線は90度以上あります


    那智の滝

    那智大社へ立ち寄りました




    那智黒にちなんで、黒アイス



    高速では有りませんが、

    ちなみに80キロまでは4速を使います。このロータックス650単気筒は4000回転を超えてからが面白いエンジン。逆に言うとドコドコ感は期待できません(というかギクシャクして気持ち悪い)。3000以下で走っていると友人曰く、耕うん機か?と。

    バイパスがかなり完成していて助かりました


    コンビニ休憩中に発見。

    友人テネレ、傘の骨を拾いましたが、かろうじて急所を外しセーフ。

    本日のお宿

    旅人宿

    古民家民宿、石垣屋

    寝袋持参の素泊まりだとメチャ安

    (ちなみに布団頼むと+1000円します)

    夕暮れ時、いい味出しています


    夜は関宿に2軒しか無い居酒屋へ

    関宿には食堂兼居酒屋が一軒、お姉ちゃんの居るPUBっぽいのが一軒あります。経営は同じらしいですが、食事がてら飲むなら食堂兼居酒屋がオススメ、料理が美味いです。

    結構美味しかった

    脂の乗ったホッケ

    友人はその後、宿の懇親会へ参加、なんかいろいろ語っていました

    翌朝、渋滞を避けるため早朝に宿を出発しバビュンと帰宅しましたので旅の記録はココでオシマイです。足掛け12日間、約2800キロの旅が終わりました。いやぁ長かった。これといったトラブルもなくGSはよく走ってくれました。期間中の平均燃費はソコソコ回しながら走った割には約32Km/Lと、かつて無い低燃費をマーク。RSに比べたら馬力がないなどハンデはありましたが、この旅でGSへの信頼度は格段に上がりました。のんびりした旅には小回りの効くバイクが適しています。RSですともう1000キロは余計に走っていただろうと思いますが、狭い四国、こんなに日数かけたら2周はしてしまいそうです。

    RH975 ナイトスター 改造シートで350キロ走ってみた

     ナイトスターの改造シート、GWのロンツー前に長距離の様子を見たいので、金沢から敦賀まで下道日帰り往復してみた。行きは鶴来経由で山中を抜け、帰路海沿いをひたすら走る。だいたい350キロは走っただろうか。約8時間は座っていたのでどんなシートであれ尻の表面はまあチョコチョコ痛くなるの...